思えば、衝動にばかりしたがって生きてきたように思います。心の赴くままにといえば優しいようですが、衝動にしたがいながら生きるというのは自分の心も返り血のような矢が知らないうちに突き刺さる感じがします。それだけ、こころも痛みます。

それでも衝動にしたがうのはなぜなんなろう?きっとなにかの生きた証を残したいのかな?ってよく思います。それは誰かにではなくて、自分に対しての証のようなもの。自分にしか見えない刻印みたいなものです。

この宛名のない手紙はいいですね。人間本来持っている正直な気持ちや、誰にも言えない悩みのようなものを大きな空に向かってほおり投げてる感じがします。人は孤独を海に捨てにゆくというけど、最近の自分は空ばかり見ているように思います。なぜかな。

君はどうだろう?衝動のままに生きていますか?純度は保っていますか?